Royue

80キロ離れた独居の母の介護を中心に起こったこと、その後の施設入所後のことを書いています。

介護34:母に面会に行くと・・・施設から思わぬ申出が!!

母が作った額入り押絵が・・・

 

2023年5月30日の3時のおやつの後に、母に面会に行きました。付き添いの方と一緒に2階からエレベーターで降りてきた母は、すこぶる朗らかな感じがしました。「これ誰かわかるか」と私が言うと、「わかってるよ」という返事です。どうも大阪の家にいるときよりも、反応が良いような・・・。今回来た目的は、先週に大阪の家で探してきた半袖の衣類を渡すことですが、予めグループホームから箱ティッシュがなくなったので補充が欲しいということと、ついでに、母が(こっそり?)部屋で食べるチョコレートといちご(一粒)も持って行くことにしたのです。

しばらく、大阪の家のことを母に話すと、しきりに、押し入れにいれた貴重品(多分、家の権利書など)の入った袋のことを私に言うのです。ある意味、しっかりしているのでは思いますね。ところが、私から「あれはわかってる。権利書とか入った、あの皮の袋に入ったのやろ」というのですが、同じ質問を何度も繰り返すので、こちらもその都度「あの権利書の・・」というのですが、「??」と言う感じです。やはりちょっと意思疎通で支障がありますね。

その次に、担当の介護士のYさんに、何か必要なことはないですかというと、母がはやり「ボディスーツが良いと言い、あればかり着ておられますね」とのことでした。そこで、私からYさんに、前にこのブログで書いた「病院で股間の前ホックを外すのでドクターがびっくりされた話」とか、女房から、「今時、そんなおばあさんいないで」とか、「母はバッド付きの下着のパッドの糸をはずす」とか言ってたとか、色々と経過を話すのですが、依然として母はブラジャーも嫌がっていて、いまだに頑ななようですね。私は男なのでわからないので、そうであれば、何が良いのか、カタログとかAMAZONの商品(スペック)のURL等を私に送ってほしいとか、いろいろ言ったのですが、グループホームの方はどうも乗り気でないようです。

その後、先週の大阪の家の整理等の話をしたのですが、たまたま母の作った額入りの押絵の話になり、スマホの写真を見せたところ、Yさんが、「それ、ここで壁に飾りますよーー」と言うのです!!。

私としては、そうかその手があったかと思いましたね。そこで、いくつくらい飾れますかねというと、「3つくらいは・・・」とのことでした。良かった。引き取り先が見つかったと歓喜しました。そこで、母に聞くと、「ええけど」とはいうものの、何か言いたげなのです。私から「なんやねん」というと、「帰るから」・・・でした。一瞬、私の頭がループしましたね。

「そんなん言うても、今までも誰にも見られずに20年以上も、2階のあの夏場の暑い部屋の中で、ほおったらかしより、まだましやろ。それに、結局、俺が処分せにゃあかんやろ」と言いました。これで、なんとか寄付先が決まりです。

でも、先週帰ったばかりですので、少なくとも、あと1か月は行きたくないのですがね・・。