2026年11月2日、ストーマ閉鎖370目です。
今日は先週の月曜日と同じで雨でした。憂鬱になります。そう言えば「雨の日と月曜日は(Rainy days and Mondays always get me down)」ていう歌がありましたね。今日の最高気温は20.4度、最低気温が16.5度です。今日の朝方が寒くて毛布を引っ張りだしました。
前回にも書きましたように、10月14日から家人(女房)が諸事情あり、急遽、東京へ行かなければならなくなり、私が掃除洗濯、調理等のすべての家事全般をすることになりました。今日で20日目です。
家族のため、いわば自分以外の人のために調理をするって、本当に大変です。そんな中で見つけたこの阿川佐和子さんの本、「アガワ家の危ない食卓」を読み終えました。2022年11月の文庫本です。阿川さんの本は久しぶりです。お父さんの阿川弘之さんの海軍関係の本は結構読みましたが。
簡単に言えばまあ「調理の本」です。阿川さんとお父さんのとのやりとりが面白いですね。
お父さんは「うまいものを食べるだけ」の昭和の典型的なオヤジです。まあ私もつい最近までは同じようなものでしたが。
料理がおいしくないと、「マズイ」とは言わずに「じゃあ、おいしいもの食べに行こう」なんですね。これを言われると阿川さんが「へこむ」わけです。そんな丁々発止のやりとりなのです。抱腹絶倒です。
この本の中で、阿川さんが、ラップを洗って2回か3回は使いまわすことを書いていました。その部分がこれ!
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「ラップを3度も使うこと、あるんですか?」
編集者ヤギが私を揶揄しようと待ち構えている。
「ときにはね」
「じゃ、捨てる時の基準は何ですか?」
「基準?そりゃ、洗っても汚れが落ちないとかヨレヨレになったとか、そういう段階かなあ」
「そんな段階じゃ、もはやラップの接着力はなくなってるでしょうに」
「接着力なくたって、生姜のカスぐらいは包めますよ」
「生姜のカスもとっておくんですか・・」
理解の歩み寄りはどうやら無理らしい。
・・私はとにかくラップは二度三度と使い続けて死ぬ。(P.142)
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実は、私の母もこれをやっていました。この部分を読んで思わず笑いました。
おまけに母は、スーパーのレジ袋、生もの用のポリ袋も大量に残していました。ある日、計量米びつ、昔はライサーと言ったような大きな鉄製の容器があって、右が米の容器で左がストッカーだったのですが、このストッカーにこれらが大量にありました。
それをある日に整理したのですが、底の方のポリ袋はもう「粉」になっていていました。加水分解したのですね。いったいどれくらいの年数でしょうか。30年くらいでしょうか。
それに母には、もうひとつ阿川さんと同じ「捨てれない」もののことが書いてありました。「使い捨ての箸」です。阿川さん、「先の細い箸」が好きだそうで、高い日本料理屋さんの箸を断わってもらって帰ったりするのです。それで家には百単位の使い捨ての箸があるのだそうです。
このような習性というか性格は、母の世代、昭和ひと桁ならともかく、阿川さんは、私とほぼ同じ世代なのですね。(私より2才上)
まあ捨てれない性格なのでしょうね。私の母の世代は戦後のもののない生活をした世代ですが、私の世代もその苦労を見てきたので、家が狭くなるとか、介護でも経験しなければ、何でも残すのでしょうね。それに母もそうですが、独居老人で小さいながらも5部屋もありましたから、あれがあかんのでしょうね。
その点、私は部屋も狭いのでどんどん捨てるしかありません。
(あとがき)
今日も私のがんはおとなしくしてくれています。今日も、ホットフラッシュと倦怠感はなかったのです。あの胸が詰まる感じはありました。股関節、たぶん腸腰筋の痛みは続いています。もう「いつ何があってもおかしくない」と毎日腹を括って生活しています。お腹にはパウチ(袋)もなくて何でも食べれます。肉類、乳製品等含め一切の食事制限もしていません。2025年にストーマを10か月経験したので、これだけでどれだけ幸運なことか毎日確認しています。


















