Royue

80キロ離れた独居の母の介護を中心に起こったこと、その後の施設入所後のこと、2024年6月12日の旅立ち以降のことを書いています。

介護を終え62:墓仕舞い6!相見積もりで業者を決めたが難題が?

2025年4月19日です。

前回はお墓の撤去でネットで相見積もりを取ったことを書いたのですが、3社の結果が届きました。見積もり要請は、大阪のお墓の近くの業者さん2社(内1社は今のお墓を作った業者)と、もう1社は、私の家の近くの業者さんです。家の近くの業者さんだとわざわざ片道80キロを移動するので、ダメだろうと思ったのですか、なぜだか一番安かったのでびっくりしました。

その結果を見て、2社には、「残念ながら価格が折り合わず」のメールを送り、採用の1社に「よろしく」メールを送ったところ、びっくりするメールがきました

相見積もりの回答メール!

 

「通常、指定石材店と(墓地に)看板が上がっているところは、その石材店しか工事に入れない場合が多いです。なので一社独占状態ですので金額が高くなる傾向にあります。ただまれに入れる場合もございますので、まずは管理組合などにご確認されてみてはいかがでしょうか? そこで指定石材店が決まっていると言われた場合は違約金などの問題が発生して参りますので大変申し訳ございませんが工事に入ることができません。大変恐れ入りますが、ご確認をお願い致します。」

それぞれのお墓の事情はあるのでしょうが、囲い込むような制度がいまだに残っていて、独占禁止法でどうなのかと瞬間的に思いました。実は、3社のうちの一番高かった業者は、私の家の墓を作った業者で「この指定石材店」だったのですが、ほぼ倍の価格でした。まあ、あまりこんなことで揉めるのもどうかと思い、以前にも電話をしたお墓の管理人のWさんに電話をしました。

Wさんには、今までのお礼と経緯を言い、石材店からの懸念を言うと、「どちらの石材店でも大丈夫ですが、マキイシの撤去までなので、それを確認してください」とのことでした。

有難いことです。確か、以前にT姉さんのところも、息子さんが安いところにしたと聞いていたのを思い出しました。

まあそれで1件落着なので、発注の石材店のS社にその旨、回答したところ、その「マキイシ」の撤去も含まれている由で、ほっとしました。

どうも「マキイシ」なるものは、一番外側の仕切りの石のお墓を取り「巻く石」のようです。

これでお墓の撤去の業者も決まりました。

そこで、また問題なことがでてきました。実はこの業者さんが、見積もりのために現地に行った際に、「骨壺の状態であるのではなく、遺骨は、バラバラの状態だった」ということがわかったのでした。今後、お寺さんを呼んで法要を上げてもらう日と、この業者さんにお墓の撤去をしてもらう日が、もし同日にできなかったら、私が骨壺を持ち帰ることも想定していたのです。これが無理とわかりました。

そしたら、この業者さんの情報で、「法要を先にして、お墓の撤去は、後日で構わない」とのことでした。その上で撤去時の遺骨の処理も、この業者さんがしてくれることや、私の家に近い市営墓園の納骨日まで、遺骨もこの業者さんが預かってくれることもやってくれることになりました。(骨壺でない、引き上げたお骨を晒しの袋に入れて預かってもらえるとのことでした。)

いろいろメールでやり取りしましたが、「丁寧な仕事」に感謝です。

その後にこの業者さんの情報によって、お寺さんにも電話をして、法要は5月8日の11時半と決まりました。

あとは8日以降の日にちで、この撤去の日取りが決まったら、それ以降の早い日で、私の家の近くのA市営墓園の納骨の日程調整です。

A市営墓園への納骨のことでも、この業者さんからアドバイスをもらいました。

「基本的には合葬墓地に納骨する際はお寺さんを呼ばない方が多いですが、呼ばれるとしたら、納骨ご予約を取れた日時に合わせてお骨を預ける際に少し拝んで頂いている方はおられます。その際施設の前に役所の方がお骨を置いてくれますので、そこがお骨が見れる最後の時間となります。お花を入れる場所はありますが、お線香や蝋燭などお供えする場所は一切ございません。合葬墓地納骨日に、しっかり法要を行いたいとの事でしたら、ご予約日時に合わせて焼香台、お焼香、蝋燭、当日のお花をご準備させて頂く事も可能でございます。その場合は別料金で○○○○○円となります。」

との情報を得ました。

何かと、私のような素人には親切なのです。有難し。これで、こちらで法要をすることもないようです。まあ少し「どうかな?」とも思うところはあるのですが・・

後は、納骨日の予約と、3人(父母と兄)の名前の入った石板の確認だけすれば良さそうです。

やれやれ・・・

 

(補足)

私は、昨年4月に前立腺がんがわかり、今年1月10日にストーマ人工肛門)になり、右頸動脈にプラークがあることが判明し、3月4日に右膝の半月板損傷と4つの病持ちですが、当面の問題はあまり歩いてはいけないことです。ところが、今週は、14日、15日、18日に、私の人生で初めてのボランティア(なるもの?)に行ったのですが、慎重に歩いたものの、まあ歩かざるを得なかったのです。でも、何とか足が痛いということもなく、問題なく生きています。