Royue

80キロ離れた独居の母の介護を中心に起こったこと、その後の施設入所後のことを書いています。

介護152:今日の面会・・帰りに母の手が!

92才母の腎盂がんステージ4で、2024年5月4日に施設で転倒し、大腿骨骨折の手術で3週間入院、5月24日にホスピスへ転院し16日目の状況です。

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誰もいないホスピスF病院の静かなフロント

2024年6月8日(土)、母がこのホスピスのF病院に転院して、2週間が過ぎました。転院の日に、担当のN先生からは「2週間後に面談します」だったのに、急遽、転院の翌日に呼び出しがあり、「昨日(転院日)の様子からして、明日かも知れないので、覚悟をしてください」と言われたのでした。母は、ほとんど食べれないのに2週間、いや大腿骨骨折の手術の5月10日以降かもですが、ここまでよく頑張って生きてきたものです。昭和6年生まれで戦中戦後を生き抜いた世代ですのできっと強いのです。最近、びっくりしたのは、母の手と指がしっかりしていて、体全体が痩せてきても、手と指はごつごつしているのですね。鍛えた手と指に間違いないです。

今日は、土曜日なので長女も行くというので、女房と私の3人で面会です。

母の個室に着くと、看護師さんがいたので、食事のことを聞いたのですが、「ガリガリくんを少しだけですね」とのことでした。ベッドのそばに昨日持ってきた「ひと切れのメロン」があり、「さっき、これもだめでしたので、廃棄させてもらいますね」とのことです。

それでも、母は目を開けてしっかり意識もあります。昨日もやった従妹(母の姪)のCちゃんから教えてもらった首のマッサージをすると、気持ちよさそうにします。首を触ってみてわかったのですが、昨日は熱があったのですが、今日はなくなっています。昨日は、保冷剤を指や顔にあてると、気持ちよさそうでしたが、今日は要りません。昨日同様、私は大きな声で喋りながらやるのですが、母は、たまーに笑みを浮かべたりもします。左右数回やったのですが、このマッサージは、こちらの姿勢が斜めですので、結構、不自然な姿勢で腰にくるのですがね。

また、Cちゃんご指摘の「足首の上にかけた布団の重さで足首が固定化し、それをほぐしてあげる」ために、足先を上前方に動かす動作は何回かやったのですが、母の表情は、気持ちが良いというものではありませんでした。まあ、明日もう一回試すことにします。

まあこんな調子で、いつものように、古い写真を見せ、好きな音楽2曲をスマホで流したりして1時間を過ごし、母に「ほな、また明日また来るわ」と言うと、今日は、何と!左腕を上げよう(さよならの動作)とするのですね。ちょっと、「ぐっときます」よね。