Royue

80キロ離れた独居の母の介護を中心に起こったこと、その後の施設入所後のこと、2024年6月12日の旅立ち以降のことを書いています。

介護151:今日の面会・・母へ首筋のマッサージって?

92才母の腎盂がんステージ4で、2024年5月4日に施設で転倒し、大腿骨骨折の手術で3週間入院、5月24日にホスピスへ転院し15日目の状況です。

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午後のホスピスのF病院の1階

2024年6月7日(金)、今日は私ひとりで母に面会です。母のいる個室へ行く途中で、たまたま以前に会ったことのある看護師さんがいたので、母のことを聞いたのです。そしたら、少し熱があって今日は37.7度くらいであることと、高カロりーの「アイソカルゼリー」もダメで、やはりガリガリくんくらいしか食べれていないとのことでした。でも、その看護師さんから、昨日は、養命酒をほんの少し、口につけれたことを言ってくれましたので、少しほっとしました。

 

個室に入ると、母は起きていました。もう自分では、ほとんど体を動かせませんが、ここ2週間の中で、一番元気のなかった時に比べると、表情は和らいでいます。実は、昨日の夜に、昨日東京から面会に来てくれた従妹の現役看護師のCちゃんからLINEで、いくつか教えてもらったことがあり、今日はそれを実践することにしました。

まず、CちゃんからのLINEでは、「首を優しくマッサージしてみてください。発語、嚥下がされていないので喉の筋肉が落ちてカチカチになっています。片方ずつ上から下にさする程度で良いので。声かけと皮膚への刺激は意識をクリアにします。入浴、オムツ替え、体交、食事介助は声掛けしてくれているでしょうが後は無理なので。舌は動いて話しをしていますから口の中も注目すると良いと思います」との「ご指導」です。早速、私の手をアルコール消毒して、母の首筋を上から下へゆっくりと押さえながら降ろしていき、「母にどう?」と聞くと、母は首を縦に少し動かすのですね。気持ちが良いのがわかり「やったあ」という感じになりました。この動作を何回かやりました。そうすると確かに母の反応、表情と頷く動作がはっきりしてきます。

次の「ご指導」は、「足首が布団の重さで伸展したままなので少し屈曲をしてみると良いです。ゆっくり左右10回くらい」とのことでしたので、母の足を少し上げてみて、母に「これはどう?」と聞くと、少し苦い顔をするのですね。これは、私のやり方ではダメなのでしょう。諦めました。

また、昨日はCちゃんが、母の顔や手に看護師さんに頼んで持ってきてもらった氷を、手で持って肌に当てて「どう?」と母に聞いていたのですが、母は気持ち良さそうだったことを思い出しました。今日は、母が少し熱があるとのことですので、私は「一切れのメロン」を渡す目的で、小さな冷やした保冷剤を持ってきていたので、この保冷剤を、母の手や顔にあててみたのですが、これには、母も気持ちよさそうでした。これも「やったあ」です。

まあ、いつものように1時間こんなことをやって、看護師さんに「一切れのメロン」を託したあと、母に「ほな、帰るわ、また明日来るわ」と言って部屋を後にしました。そうそう、今日は母の好きな曲(2曲)も私のスマホで流しました。