Royue

80キロ離れた独居の母の介護を中心に起こったこと、その後の施設入所後のことを書いています。

介護77:月1回の眼科通院・・・椅子から自力で立ち上がれない!

眼科通院の日

(はじめに)前回、空き家の売却で、任意後見制度では、認知症になる前に任意後見契約を結んでおき、認知症になったらその時点で手続きをして、家裁が「任意後見監督人」を選任することを書きました。その後、また調べたら、「任意後見監督人」にも、報酬が発生するとありました。資産が5000万円以下で月に1~2万のようですね。私のような空き家だけ売却したいケースでも、空き家の売却後もずうっと払い続けるような書き方ですね。私の母はすでに認知症で、任意後見制度は無理ですが、関心のある方は注意が必要です。

さて、2023年11月7日は、毎月1回の眼科受診の日です。今回も9時きっかりに、Y眼科のネットにアクセスして、再診の登録をすると何と3番目で、いままでで一番、早い順番になりました。どうも私のスマホのタッチが経験則で早く!なったようです。

さっそく母のいるグループホームまで車で向かい、5分程度で着きました。エレベーターで2階からおりて来た母の足取りは、はやりまた重くなってよちよち歩きです。いつも通り、車に乗せるのも介助が必要です。眼科に着いても、車から降ろして待合室の椅子に座らせるもの介助なしでは、うまく腰を椅子の座面の中心にのせることも危うい状態です。

待合室では久しぶりに、ゆっくり話ができたので、埼玉の叔母(母の妹)に会いに行ったことや、みんな元気だったことを伝えたところ、「そう、それは良かった」と言ってました。今日は特に頭はクリアーみたいですね。足腰さえ問題なければ、これはきっと100才いくかなと思いました。

この眼科での視力や眼圧の検査の後、先生の受診結果は、眼圧13でほぼ前月と同じなので、今の少し強い「ルミガン」という薬を続けるとのことでした。私からは、目の下が赤くなっているので、それを先生に聞いてみると、「ルミガンが強い薬なので、そのせいでかぶれるのかもしれない。でも眼圧のコントロールを優先ですね」とのことでした。結局この日も、30分くらいで早く終わったので、母に、「ここは海が近いって前に行ったやろ。海、見に行こうか」と言って、車に乗せ、2~3分のところにあるE海岸とE漁港まで行きました。以前の「介護70」で書いたのですが、ある介護施設の話で、家族が眼科等の通院で外部の病院に連れて行く際に、通院後に「家族と回転すし」に行った家族の話を書きましたが、私もこれを知ったので、今日は母とゆっくり海を見に行きましたね。この話のお陰で、今日は、母が部屋に持っていけるチョコレートの入った小さな袋と、小さなペットボトルのコーヒーも持って行っていたのです。母は車の中で、おいしそうにチョコレートを食べていました。そこで聞いた母の一言。「3時のおやつはちっちゃなチョコが1個だけや・・」でした。

海を見に・・向こうは明石海峡

まあ、それでも15分くらいでしょうか海を見てから漁港に少し寄り、グループホームに戻りました。そこで、母の足の腫れの具合を見たのですが、前よりはましになったようですが、足首の下あたりの腫れは引いていないようですね。

その後、母が部屋に戻るので、椅子から「自分で立ってみて」と言ったのですが、もう自力では、立てないですね。何とか、スタッフの方の介助で、立ち上がり、おぼつかない足取りで、エレベータの方へ歩いて行きました。

ケアマネのHさんには、以前にも歩かせてほしいと頼んであるのですが、やはり個別対応は難しいのでしょうね。それに、Hさん曰く、同じフロアーに車いすの方が1名おられ、この方が四六時中、そこら中を行ったり来たりするので、これもあるのですと言い訳をされていました。確かに母の入所の際に、うろうろと結構、腕の力はあるのでしょうね、無言で表情一つ変えず(重い認知症なのでしょうね)、ひっきりなしに車いすを動かしている方がおられました。

私は家に帰っていつも通り、LINEでつながっている親戚(従妹と義叔母)に、母の動画を送りました。すると、一様に、「おばさん、椅子から立たれへんやん・・」というびっくりした反応が、複数ありました。おまけに、「こんな器具(リハビリバイク)あるんで、させたら・・」というのも・・・。さて、どうするか??