Royue

80キロ離れた独居の母の介護を中心に起こったこと、その後の施設入所後のこと、2024年6月12日の旅立ち以降のことを書いています。

介護116:施設提携病院のS先生と面談・・ホスピス入所準備とペインコントロール?

グループホーム提携のSクリニックのHP

2024年3月27日に母のいるCグループホームの提携病院のSクリニックのS先生との面談がありました。もともとCグループホームへの定例の往診日である3月25日に合わせて、私がCグループホームに行く予定で、当日の午後は家で呼び出し時間で待機していたのですが時間がわからないため、別途翌々日の27日の11時半にSクリニックに直接来てほしいということになったのでした。

このS先生は、そもそも母の体重の変化が大きいことから総合病院への診察を勧めて頂いた先生なのです。その結果、母の「腎盂ガン」がわかり、ステージ4であることも判明したわけです。そういう意味では、母の何かおかしいという変化を気付いた最初の人なのです。その後、A医療センターでの検査と結果については、CグループホームのHケアマネには、メールでこのブログで書いた内容を要約して伝えていますが、HケアマネがそのコピーをS先生に送っているとのことでしたので、面談は今の母の情報をすべてご存知で、A医療センターから担当を移管されたという前提での面談なのです。

S先生との面談予定は11時半なので15分前に行ったのですが、S先生も予定を空けて頂いたようです。S先生は、たぶん70才代?で、高齢者施設の提携病院が主な仕事のようで、まあ聞き上手なタイプなのでしょうね。私が待っているとすぐの11時20分には面談となりました。今までいろいろな病院に行って、予定より早く往診なり診察になったのは初めて!かもしれませんね。

今回S先生から伺ってわかったことは、まず、終末医療として、母のいるCグループホームでは痛みをコントロールする薬(モルヒネ)は処方することはできるが、限界があるとのことです。痛みがなければ、Cグループホームでの「看取り」のケースは今までもあった由ですが、痛みが出た場合は、Cクリニックのような施設提携病院では対応できず、病院かホスピスへ行かざるを得ないとのことです。そこで、私がA医療センターから聞いたホスピスのあるO病院とF病院のことで「それぞれ綺麗に映っているホームページを見ましたが、どうなんでしょうね」と質問すると、S先生は、「どこの施設がいいとか先方の事は知りませんね。ただ、申込にあたって詳細なデータを求めてきますので、その場合は、A医療センターのデータが必要です。私の所では、今あるのは紙のデータですので、CD-ROMとかが必要で、それはA医療センターに要求します。」とのことでした。ホスピス側が受け入れる人の評価をかなり厳しくしているようです。

この時に初めて、母のあの造影CTがS先生に紙の状態で引き継がれたことが判りました。いまどき大容量とは言え、そういうやり方のようですね。

私が、今後の母の予後(余命)のことを聞きましたが、当然ですが答えはありません。また、私が1年前に私の「ほぼ兄のT兄ちゃん」がモルヒネを打ちながら最後まで自宅で看取ったという奥様(T姉さん)のことを知っているという話をしたのですが、癌の浸潤で神経を刺激した場合に想像を絶する痛みのようで、母の場合は、今はたまたまそれらの位置が外れているだけという言い方でしたね。

その後、私としては、「ホスピス終末医療施設)について、予めこちらの事情を説明していざという時のために見学や入所までの期間(待ちの状態)を聞いてみたいのですが、どうすればいいですか?、私が直接電話すればいいですか?」と聞くと、「であれば、こちらから先方に電話して訪問日を聞きます。」とのことでした。ということで、私は電話待ちということになりました。