Royue

80キロ離れた独居の母の介護を中心に起こったこと、その後の施設入所後のことを書いています。

介護115:東京から曾孫が面会!・「清水イチゴ」を持って?

4世代!!!

2024年3月21日から東京の次女と息子(私の孫)が10日間の予定で私の家に来ています。無論、次女に母のガン告知のことは伝えてありますので、予め母との面会予定をしています。母にとっては曾孫で6才になるK君とは、昨年の夏にCグループホームでの面会以来です。曾孫に会える母は、この時代、ある意味、幸せなのかもしれませんね。言葉はさほど通じなくても、ただ会えることに意味があると思いますね。話の内容とか、会う時間とかはもうまったく意味がないように思いますね。ただ一瞬でも会うことに意味があるのですね。

母は、親戚の写真を見せるとまだ顔認識できる人が結構います。少し、ヒントを出すとわかる人もいます。スマホで色々見せて一番のお気に入りは、この曾孫の1才くらいの時の動画ですね。何度見せても「かわいいなあ!」を連発します。曾孫が生まれた時と、ちょうど1才くらいの時に、東京から私の家に来ている時で、母を大阪の実家(H市)から私のいるA市に車で連れてきて、家族5人で三木市の公園に行った時は、まだ曾孫と散歩していましたので、多分その記憶が強く残っているのでしょうね。人の記憶って何かのきっかけで強化されたものが残っているのでしょうね。

2024年3月22日、次女が来て翌日に早速、母の面会に行ってくれました。朝から私の住むA市で評判になっている「清水いちご」を買いに行き、これを食べてもらおうと次女の精一杯の想いなのですね。次女はこんなアイデアが得意なのです。(女房と長女にはこの発想は全くない!)この貴重なイチゴを持って、14時30分に母の面会に行きました。

グループホームのフロントに出てきた母は、車椅子です。去年の夏の面会は自分の足で歩いてきたのに・・・

曾孫のK君をみると満面の笑みですね。「大きなったね。大きなったね。いくつになったの?」を連発します。曾孫は「今度小学校だよ!」と東京弁で言います。次女にも満面の笑みです。私に見せる笑顔とは全然違いますね。早速、次女が買ってきた「清水イチゴ」を出して少し説明を加えます。私はというと、「いつも俺が持ってくるいちごと違うやろ・・。高ーいやつやでーーーー」です。

美味しそうにいちごを食べる母を見てると、少し胸に迫るものものがありますね。こうやって美味しいものを食べれるのがいつまで続くのかなあと思います。

まあ、あっと言う間の20分(規定は15分)でしたね。

K君が次回来る今年の夏は、また美味しいものが食べれることを願うばかり・・・・