Royue

80キロ離れた独居の母の介護を中心に起こったこと、その後の施設入所後のことを書いています。

介護109:母のガン告知から1週間・・・「ステージ4」って!

2024年3月1日の母へのガン告知から1週間経って、A診療センターのT先生の2回目の通院です。

T先生には、泌尿器科のO先生の受診結果を伝え、今後どうするかについての相談です。開口一番に私が、T先生にガンのステージをまだ聞いていませんでしたがどうですかというと、

腎盂(じんう)ガンにより下大静脈及び腸腰筋に浸潤しているので、癌のステージは、他臓器浸潤で4となります」とのことでした。私が予め調べていた定義では「他臓器浸潤、または、転移」なのですね。転移がなくても他臓器浸潤だけで「」なのです。

まあ、ちょっとびっくりでしたが、すでに告知を受けているので、ある程度は平静に受け止めることができました。私が驚いたのは、癌の部位が「腎静脈」ではなく、やはり幹にあたる「下大動脈」にガンが浸潤しているという事実ですね。人体立体模型で見せてもらったあんな大きな静脈にです。先生曰く、腎機能も100%ではない上に、「下」大静脈だから「下半身だけ」に浮腫ができる由でした。

併せてT先生が、今後のことにつき、以下のことを言われました。
◎薬の治療は、利尿剤、痛み止め、皮膚のぬり薬(浮腫褥瘡対応)
◎薬以外の治療は、足を高く上げる、マッサージ、ストッキングは継続で可。但し、きつすぎないようにとのことでした。

実は、3月5日のA診療センターの整形外科の受診後、CグループホームのHケアマネに母の下半身の浮腫が心配なので、たまたま提携のSクリニックのS先生が3月6日に月例の来診で来ると聞いたので投薬をお願いしていたのですが、利尿剤を処方して体重が47キロから2日で、今日朝現在なんと45キロ台になっていたのです。利尿剤が効いて多少は浮腫みが減ったようです。このことも、T先生には言ったのですが、利尿剤もいつかは効かなくなる時があると言われていましたね。

また、T先生は、ステントと放射線治療については、放射線科の管轄で、ここA医療センターの放射線科には知っている先生はいるのですが、処置ができないとのことでした。そこで、隣の市のK市民病院では、この処置ができるとのことで、T先生がこれから予約をし、その結果について、来週に私に電話をもらうことになりました。
要は、今の状態で母にステントや放射線治療ができるのか?、または将来できるかの意見を聞いてみたらということでした。
なお、ステントについては、「下大静脈ステント」のことで、放射線治療については、「対症療法」として、癌を小さくして症状をとることのようでした。
また、T先生は、いずれにしても、本人が「安静」が保てるかどうか、治療に耐えうるかの判断となるとのことでした。

また、今後の余命についても、私からダイレクトに聞きました。医学用語では、「予後」=(余命)と言うらしいですが、「予後については難しい。月単位ではなく、年単位と月単位の間くらいかなあ。」との意見でしした。

その後、今日は造影CTをとることになったので、その結果を聞きに最後にまた、T先生の診察がありました。この造影CTで癌の場所の特定ができた(下大静脈と腹腰筋)ものの、これら以外でもいくつか血栓ができているようでした。そのため、血をさらさらする薬を出すということになりました。

私は、来週は、隣の市のK市民病院にいかなくてはなりませんし、それを持ってまた、T先生の受診もありますので忙しくなりそうです。

なお、今日は造影CT後に、母と14時にコンビニで昼食をとりました。サンドイッチ1個とカフェラテ少しと、いつものように持参した「いちご2切れ」!!
なお、今日は車椅子で歩けない母のトイレ介助(大きな多目的トイレでの)は、3回しましたね!! 私は生まれて初めて、母に言われて、「ウォシュレットのビデ!?」のボタンを押しました。

美味しそうにいちごを食べる母