Royue

80キロ離れた独居の母の介護を中心に起こったこと、その後の施設入所後のこと、2024年6月12日の旅立ち以降のことを書いています。

介護147:面会も母は風呂に入り熟睡・・養命酒のこと?

92才母の腎盂がんステージ4で、2024年5月4日に施設で転倒し、大腿骨骨折の手術で3週間入院、5月24日にホスピスへ転院し11日目の状況です。

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看護師さんの書いたメモ:
養命酒を眠前に飲まれていたそうです
むせるのでとろみをつけてください」

2024年6月3日(月)、今日も女房と14時に面会に行くと、母は眠っていました。看護師さんが来たので聞いてみると、「10時にお風呂に入られて、その後、疲れたのかずうっと眠られています」とのことです。また、昨日に持ってきたメロンは全部食べたとのことでした。母の顔は風呂上りでもあり、肌の艶もあります。でも食べれないので徐々に骨が目立ちますし、腕はだんだんと細くなり、血管も見えて少し痛々しい感じの痩せ方になってきました。

今日は、またメロンと昨日の帰りに買ったあずき味の高カロリーの「アイソカルゼリー」2つを持ってきたので、看護師さんに渡しました。その時に、看護師さんから、「昨日持って来てもらった養命酒にとろみをつけて、少し口に含ませて味見をしてもらったんですが、喜んでおられましたよ。味はわかりはりますよ」と言われました。母は養命酒を毎日寝る前に飲んでいて、Cグループホームでも出してもらっていたのですが、先日、母に聞いてみたら「欲しい」と言ってましたので、持って来たのです。まあ、ここのホスピスではアルコールもOKとは最初に聞きましたが、まさか!ほんの少しとは言え、母が口で味わったとは驚きでした。私はついでに雑談で、看護師さんに「実は母の好きなものですが、月に1回、母はひとりで長い間、大阪市立大学病院に喘息で通院していたのですが、その帰りに阿倍野近鉄デパートの地下で100グラム4桁もする高級牛肉を少しですがいつも買ってきていて、それが楽しみだったんです。」と言うと、「牛肉のたれとかでしたら、味わってもらえますが、牛肉ですかあ・・」と、この話をなかば真面目に考えてくれていましたね!有難いことです。

それと今日、気づいたんですが、ベッドの横のソファーの上に、ラジオカセみたいなものが置いてあって、これも看護師さんにどうしたのか聞くと、「美空ひばりの歌が好きだと言われたので、聞いてもらったんです」と言われました。母はそんなことまで言ってたのですね。看護師さんは、よく母の言葉が理解できたなあと思いましたね。このホスピスでは、私が予想したよりも、母は快適に過ごせていると思いますね。

今日は、結局母は一度も眠りから覚める様子もなく、すやすやと眠ったままでしたので起こさず、我々はベッドの隣のソファに座っているだけでした。まあ、こんな時間もあって良いのです。これから、どうなるのでしょうね。