Royue

80キロ離れた独居の母の介護を中心に起こったこと、その後の施設入所後のことを書いています。

介護121:介護者の私の検査結果は?・・唖然、PSAが3桁って?

腎盂ガンの母の介護をしていたら私の腎臓にも問題が発覚したわけですが、2024年4月15日の9時半から、2週間前に行った泌尿器科のTクリニックに検査結果を聞きに行きました。前立腺肥大(40CC)と水腎症というのが前回の診察でしたが、血液検査、尿検査、細胞診結果からさらにどんな結果が出てくるのかと心配しながらの2週間でした。この間に、趣味の自転車(ロードバイク)の練習もやっていますが、左下腹にかすかな鈍痛を感じることもありましたので。

また、この2週間で私は、母の腎盂ガンのこともあり、下の写真の「よくわかる泌尿器の病気」と「前立腺の病気」という本を図書館から借りてきて読んでいました。ネットで調べる情報も貴重ですが、こうして2冊まるまる読むと体系的に整理できていいものですね。少し古い本ですが全体像をつかむには十分です。

図書館から借りた2冊

それで、予めTクリニックに行く前に、何がポイントになるかを予想していたのですが、腫瘍マーカーの「PSA」に見当をつけていました。実は、私は現役時代は毎年「人間ドック」を受けていて、その時に腫瘍マーカーも検査していたハズという記憶があったので、その記録を探し出したのです。それが下の写真です。その結果を改めてみると、9年前ですが、2015年が1.66,2014年が1.25、2013年が1.16でした。今日はまあ、4以上がガンの疑いがあるようなので、この4を超えるかなあと思っていたのです。

 

人間ドックの記録(ピンクの付箋が、PSA値)

9時45分くらいに、先生から呼ばれました。先生は大量の検査結果を見ながら、「腫瘍マーカーPSA以外は、血液検査も細胞診検査も異常はありません」と言いました。私が思わず、「じゃあ、PSAは4以内でしょうか?」と具体的に聞いたのです。そのあと、先生は、「PSAは、132です???というのですね。

私はいうと、唖然として「3桁ですか?、そんな数値ってあるのですか?」と聞き返しました。私から、「4以上だとガンの疑いが濃いというのを本で読みましたが・・」というと、先生は頷きました。それから先生は、「紹介状を書きますので、検査を受けてください。県立ガンセンターがいいと思うのですが、他にも、K中央病院とかもあります。どうしますか?」というのです。私は母が検査を受けたA医療センターでもなく、スバリ「ガンセンター」という言葉にびっくりでした。しばらく頭を整理する必要がありましたが、「では一番近い県立ガンセンターでお願いします」と言いました。また、今は母の介護以外はフリーなので、できれば、早く受けたいというと、その後に明後日の4月17日(火)の9時半に予約が取れたとのことで、私が帰るまでに、紹介状や資料を素早く準備いただきました。これは本当に感謝でした。

私は2016年以降のリタイヤ後は、毎年の市が行う無料の血液検査までは受けていましたが、それらには問題もなかったことから、特別に費用のかかるPSA等の腫瘍マーカーは受けていませんでした。また、適度の運動、またはそれ以上に過酷な自転車(ロードバイク)でのロングライドをやっていましたので、健康には過信していました。悔やまれますが、そのことを今更言っても仕方がありません。

家に帰って、借りてきた「前立腺の病気」の本を再度調べてみました。この本を読んだときは、前立腺肥大のことが主な目的でしたので、まさか前立腺ガンのことなど、まあ、読み流していたのですね。その本を再度開いて見つけた内容が以下の通りです。126ページに書いてありました。

「検査値(PSA)が100を超えるPSA値であったら、ほとんどの場合、ガンがみつかります」でした・・・

なお、家に帰って、女房がいたのですが、私に一瞥をしただけで何も聞こうとしなかったので、私も無言でした・・・