Royue

80キロ離れた独居の母の介護を中心に起こったこと、その後の施設入所後のことを書いています。

介護112:ステージ4で打つ手のこと?・・これが現実か?

カートを押して自力で歩いて来た!

2024年3月14日(金)、今日は、A診療センターのT先生が予約をしてくれた同じA医療センターの放射線科の先生の診察です。9時15分にCグループホームに母を迎えに行きました。2階からでてきた母は、車椅子ではなく、カートを押しながらの登場でした。まあ、かろうじて自分で歩けるのは何よりです。

今日は朝早い方ですので、A診療センターでは車椅子が借りれそうです。なので、そのまま母を介助して車に乗せて5分ほどで着きました。ロータリーに車を停め、フロントにあった車椅子をとってきて母を乗せ、そのまま母をフロントで待たせて、私は遠い駐車場へ車を移動させ、また母のいるフロントまで走って戻って帰るというルーチンにも慣れました。

待合室にて

待合室はいつも通り空いている椅子が少ない状態です。今日は、30分待ちだけで10時頃には、放射線科のM先生から呼ばれました。まず、私から隣町のK市民病院に外来で行く予定がなくなった理由について質問すると、電子カルテの画面を見ながら、「ここに書いてあるのを見る限り、ステントはやはりできないようですね。腎盂の腫瘍(ガン)が下大(かだい)静脈と周辺臓器、例えば筋肉等に浸潤していて、ステントを挿入することができないのでしょう。」との回答です。私からその大きさを聞くと、造影CTを見ながら「14ミリくらいです。下大静脈の径は14~15ミリですので、ここがふさがれていて、ここから心臓へは流れないのです。ただ、その他の細い血管で流れているのでしょうね。」とのこと。私から、前に指摘を受けた血栓の位置を聞くと、CT画像を示しながら、下大静脈にできているとのことでした。

そのあと、放射線治療について聞くと、「放射線治療は痛みが出た場合、腫瘍が筋肉や神経に浸潤した時ですが、その原因になる腫瘍を放射線でたたくことで、痛みを改善するものです」とのことで、さらにM先生は、「ただ、これは1週間から2週間は、毎日通ってもらう必要があります。また、照射は1日に15分程度なのですが、安静すなわち動かないことが前提ですので、それができないとダメなんです。」とのことでした。また、放射線を照射する場合に個人差がありますが、吐き気や疲れてしんどくなる場合もある由です。

最後に私から、ステージ4のことと、母の場合のこれからの処置について、どうすべきか尋ねたのですが、「痛みがでたら痛み止め(薬)で押さえ、場合によっては、痛みの緩和処置ですかね」とのことでした。その話の時に、私の知人(ほぼ兄のT兄ちゃん)が胃がんの末期で、モルヒネで緩和しながら亡くなった話もしたのですが、まあ、結局、そういうことのようでした。

royue.hatenablog.com

多分、A医療センターでの外来は、来週22日の総合内科のT先生で最後になりそうですので、私は、「ガンの相談窓口」のことを聞いたのです。そうしたら、診察後に看護師さんが、パンフレットを持ってきました。それがこれ。

 

まあ、予想したことですが、今日はこれだけで終わり、会計(70円のみ)を済ませ、我ながら一息つきたくて、10時半に母とコンビニのイートインへ行きました。ホットコーヒー1杯を買い、持ってきていたプラカップで母の分(少し)を取り分けて二人で飲みました。母はコーヒーを美味そうに飲んでました。それに今日は、家から「いちごを3粒」持ってきていましたので、これも美味しそうに食べていました。食べれるのは良いことです。でも、いつまでこの状態が続くかと思うと少し考えますね。

いちごタイム