2026年6月26日(月)に、また!施設(グループホーム)のケアマネのHさんから電話がありました。
それは、「お母さんが、夜にお漏らしがある」とのことでした。さらに、「濡れた下着を、入所時に持ってこられた電気座布団でわからないように乾かしているようです。」とのことでした。電気座布団とは、冬に椅子に乗せて使うもので、「ホットマット」(下記例)とも言われていて、正方形の座布団のようなマットで電気で暖かくなるものです。
そこで、私は、大阪にいたときにも、少しお漏らしがあったこと、それも多分ですが、冬の寒い時にトイレ(ベッドから6~8メートル程度か)に歩いて行くのが億劫になったのではと思っていたことや、当時のケアマネさんと相談して、敷布団とシーツの間に、防水シートを買ってきて敷いたことを言いました。また、私が月に2~4回行くと、洗濯機の中にいつになく多い下着があったことや、当時は、自分で洗濯機を回して、例のミシンのあった部屋に干していたので、まあ簡単に言うと、私にわからないように、洗濯機に入れて、随時洗濯をしていたように思っていること等を伝えました。
とにかく、母の一人暮らしは36年でしたが、4年前以前は、盆と正月くらいしか来ない息子の私と母とでは、これまでも、こと極めてタッチーな話なんてほぼしませんでしたね。母にもプライドがありますし。
今回、グループホームのケアマネから、「尿漏れパッドを買いますので負担をしてほしい」とのことで、さらに、尿漏れパンツとか、大人用おむつとかの話もあったのですが、まずは、あの母をどう説得するのか?と思いましたね。男の私が母に言っても、否定(多分、お漏らしなどそんなことは絶対していないと言うでしょうね)しますし、喧嘩になりますよね。私からは、ケアマネのHさんに、そういう方は多いのでしょうから、こんな場合、どのように説得されているのか尋ねましたが、「うーん・・・」でした。
以前このブログに書いた「母さん、ごめん」の著者の松浦晋也さんのお母さんのことでは、私の母と認知症の経過はほぼ同じと書きましたが、一つの違いは、松浦さんのお母さんの場合は、便失禁があったことです。これは、母とは非常に大きなというか、重大な違いです。その意味では、母は91才までよく普通でおられたと思いますね。
なお、ケアマネのHさんからは、入所されている方の中に、母と比較的よく喋る方で、ひとりがすでに大人用おむつをされているとのことでした。これは、ある意味言い易いかもしれませんね。
その電話の最後ですが、そろそろティッシュペーパーがなくなったとのことで、補充が欲しいとのことや、養命酒の補充も必要とのことでしたので、私は、おやつの終わる15時半頃にグループホームに車でそれらを届けに行きました。(写真)
それでですが、思い出したのです。大阪の家で、いつも気になっていたのですが、よく、朝にトイレの前に、使ったティッシュペーバーが落ちていたのです。・・・ひょっとしてですよ、母は寝る前に、尿漏れパッドの代わりに使っていたのかも・・・・、そもそも、今回も、いやに早くティッシュぺーパーがなくなっているのです・・・。