Royue

80キロ離れた独居の母の介護を中心に起こったこと、その後の施設入所後のことを書いています。

介護60:9月8日は92才の誕生日・・・年齢は覚えていたが、忘れていたのは?・・・

ケアマネからのメール

2023年9月8日に母は、92才の誕生日を迎えました。私は、その日は何か持って母に会いに行こうかなと思っていたのですが、とある理由で仙台に行っていたので、お祝いのショートメールだけ打っておきました。

当日、私が不在なので、たまたま女房が東京の孫(母のひ孫)からのプレゼントがあったので持って行くついでに、せっかくなのでケーキも持って行ってくれることになり、後日、その様子を聞きました。小さなケーキ(ひとり用のホールケーキらしいのですが、写真がないのでどんなものかわかりません。)を持参し訪問すると、グループホームの方が気をきかせて、母と面会させてくれたそうなのです。その時、母は、女房のことが誰かわからなかったそうです。女房もそのことは、ある程度わかっていたので、そんなにショックではなかったと思いますね・・・。その理由は、このグループホームに入所した今年の4月3日に、私が女房と荷物を持って、初めて部屋まで行ってテレビや衣類をセットした時のことですが、その折も、母に聞いてみたのですが、女房のことがわかりませんでした。そんなことがあったので、もう諦めているのです。私だっていつかそうなるのですから。

それぞれの家庭で、嫁と姑の「距離感」というのはいろいろあると思います。私は、もともと2つ違いの兄がいて、私が結婚後の31歳の時に、兄が33才で独身の時に亡くなったので、私はいわば「繰り上げ長男」になったことは、女房にとっては思いもよらぬことだったでしょう。また、私は現役時代は転勤がありましたので、母と女房は、盆と正月に、せいぜい1~2泊する程度しか、顔を会わすこともこともなかったことなどから、一緒に暮らした日数が極めて少なかったことがありますね。私の二人の娘(母からすれば孫)が、小さい頃の記憶は強化されているのでしょう、よく覚えていますが、女房のこととなると別のようですね。それに、女房が母と自らコミュニケーションをとる性格ではない上、母もほとんど本心を言わない性格であること等がありますね。それ以上は書けないですが・・・。

女房曰く、誕生日のケーキを受け取った母に、年齢を聞いたそうですが、「92才」と答えたそうです。多分、グループホームでも、月1回の誕生日会のようなものもあるのでしょう。それを聞いていたので言えたのでしょうね。

その後、ケアマネのHさんからメールがあり、9月8日の誕生日の午前中に、介護認定の審査があったこと、その場で誕生日を言えたこと、概ねしっかりした答えをしていたことなどの報告と、女房が持って行ったケーキを部屋で食べたことの報告がありました。(写真)

介護認定審査って、誕生日当日にするんですね。たまたまなのでしょうか? それにしても、その場でしっかり受け答えするというのは、施設(グループホーム)側にとっては、成果なのでしょうね。私にとっては、?ですがね・・・。