Royue

80キロ離れた独居の母の介護を中心に起こったこと、その後の施設入所後のことを書いています。

介護88:独居老人の水道料金の減免って?・・初めて聞いた!

独居老人の水道料金半額減免制度の案内

2023年12月15日に、私の住む市から母に「ひとり暮らし高齢者台帳登録のご案内」とういう手紙が届きました。

以前に書きましたように、今年の4月から母を私の住む市のグループホームに入所させるために母の住民票を移すことが要件でしたので、母は91年間も住んだ大阪のH市から私の住む兵庫県のA市に転出させました。今回、市からの案内では「ひとり暮らし高齢者台帳登録」をするかどうかのお尋ねですので、無論、母はグループホームに入っているので登録は不要と回答するだけなのですが、この案内の下のほうに、「水道料金の基本料金の半額減免」とあったので、あれっ!と思いました。この制度では、どうも65才以上の独居老人(所得制限があるのですが、母は国民年金のみで関係なし)が対象のようです。

母のいた大阪のH市では、こんなことは聞かなかったので、ひよっとして申請を忘れていたのかと思いました。それなら65才から転出の91才までの26年間!!適用されていないことになりますよね。

それでググルとわかったのは、市によって制度がマチマチであることでした。例えば、大阪市は同じような制度が以前はあったようですが今はなくなったとかで、母のいたH市には、この半額減免制度はないようでした。であれば、まあ仕方がないかと諦めがつきましたね。さらに調べていくと、H市の記事で、「水道料金について、令和5年12月から令和6年3月までの4カ月間に行われる検針に係る請求分から、基本料金にあたる金額(月間基本料金 635 円+消費税/月)を減免します。」と書いた記事を見つけました。まあ、色々な対応があるのですね。

よく考えてみると母もそうですが、独居老人は、本当に色々な機会損失が多いと思いますね。マイナンバーカードの2万ポイント特典も、いろいろな地域振興券もまったく利用していませんね。母も何とか歩けた時に、マイナンバーカードは作りましたが、ガラケーですし、そもそもそんな複雑なことはできるハズがないですよ。それにかわる制度や補完する制度もあると聞いてはいますが、こまごまとしたものではなくて、逸失分をもっとざっくりと「独居老人」に使えないのでしょうかね。

私はというと、今日も女房と同居の長女に「怒られ」ながら、兵庫県の「はばたんペイ」と称する「25%のプレミアム付きデジタル商品券」、要は、簡単に言うと一定の抽選があり、当たる(かなりの確率であたるらしい)と、20000円をスマホのこの「はばたんペイ」にチャージすると、それが25000円に「化け」て、特定の限定されたお店で使えるというもので、そのチャージの方法がいろいろと細かくて理解できず、この怖ーい二人から「何でそんなこともでけへんの!」という状態ですね。本当に年はとりたくないと思いますねーー。

ところで、空き家にしているH市の家の水道代は、住んでいなくても4カ月間の減免は、適用してくれるのでしょうかね?