Royue

80キロ離れた独居の母の介護を中心に起こったこと、その後の施設入所後のことを書いています。

介護89:施設から「お正月はどうしますか?」と聞かれる?・・「2日間の”自室”待機」って?

面会時の母

2023年12月25日に、グループホームのケアマネから「お母さんの養命酒がもうすぐなくなります。」という電話がありました。母は寝る前に養命酒を飲んでいたのですが、4月のグループホーム入所後もお願いをして継続しているのです。

そこで、ちょうど私も年末年始だし、顔を見に行こうと思っていたので、養命酒以外の必要そうなもの、部屋で食べる少量のチョコレートと最近買ったクッキーの缶入り、ひとり用のドリップコーヒー36袋、ティッシュペーパー8箱、吸水パッド(ネットで買いだめしてあった前回7月と同じもので140個)を持っていくことにしたのです。

その電話の折に、ケアマネから、「お正月はどうされますか?」と質問があったのです。私は、その意味が分からずにさらに聞くと、「家に帰る方もいますし、一緒に外食されるような方もいます。」と言うのですね。それでも、私はまだ意味が判らず、「そんなことができるのですか?」と聞くと、「できますよ。但し、その場合には、こちら(グループホーム)に戻られてから、それぞれの部屋から2日間は出れません。その場合に食事は各自の部屋で食べていただきます。」ということらしいのです。要は、2日間は個室で隔離するということのようです。

再度私から「そんなことができるとは知りませんでしたし、いつからそうなったんですか?、どこかに書いてましたっけ?」と聞くと、何だか言いにくそうに、「いやー、コロナも怖いですけれど・・」と言われるだけで、どうもあまりはっきりしたルールではないようなのですね。コロナ前に戻るでもなく、そこは「2日間の自室待機(隔離)」で運用しようということみたいですね。あまりしつこく「書いたものは?」と聞くのも今後のことを考えるとどうかと思い、ぐっとこらえましたが。

まあ私としては、「2日間の自室待機」までして、母を連れ出す気にもなりませんし、母の今の歩行の状態からみて、またトイレの心配までして、グループホームから近いといえども母を私の家に連れてくる気にはなりませんね。母の気持ちは知りませんが、多分、大阪の家ならともかく、私の家は、まあ自分の家ではないので、そんなに行きたくないのではと思いますね。

翌2023年12月26日に、大量の荷物(下の写真)を持って、母に会いに行きました。出てきた母(上の写真)は、何だかいつもより明るく、前より元気そうでしたね。前に持って行った靴(上履き)が足に合っているか気になったので聞くと、ちょうどらしいとのことでほっとしました。足の腫れを見ると少し引いて、付き添いのヘルパーさんも「だいぶ引きましたね」と言っておられました。

 

私から「何かほしいものないか?」と聞くと、ヘルパーさんが、ズボンが適当なのがなくて、「ホックで止めるのではなくて、スポッとはけるゴムのようなのがいいんですが・・」というのです。その後、いろいろ聞いて行くと、部屋から今のものを取ってきて、「サイズがこれと同じで、ウエストが広くてゴムのがいいんです。」とのことでした。やれやれ。大阪には、あんなに大量の衣類があるのにと思いながら、「取り合えず何か買ってきますよ」と答えておきました。

その後、母の持つ4Gガラ携の着信画面をみると、埼玉の叔母(母の妹)が電話をしてくれた履歴がありました。そこで母が自分で電話を取れるのかチェックしようと、実際に私が電話すると、どうもコール音がしないのです。あれっ?と思って、その4Gガラ携を調べると、「マナーモード」になっていました。母が誤って押したのか、スタッフさんが押したのか分かりませんが、とりあえず、解除しておきました。

母はやはりもう自分では、電話をとるのも無理のようですね。まあ、もうこれ以上言っても無駄ですし、高望みはしないことにします。