Royue

80キロ離れた独居の母の介護を中心に起こったこと、その後の施設入所後のことを書いています。

介護11:グループホーム入所当日・・・車で移動。車に乗ってくれるか?

グループホームに入所した!


2023年4月3日(月)朝7時15分に起きて、私が無言で朝食の準備をしながら母の様子をみていると、少し諦めたかのような感じがしてきました。

朝食時に「準備しいや」というと、相変わらず「行けへん」とはいうものの少し軟化してきたようです。私が「行ってみて、いややったらまた帰ってきたらええねん」と言い、私が準備し始めると、デイサービスに行く服を着てくれたので、見ないフリをして私は荷物を車に積み込んだりして忙しくしていました。「さあ行くで」と言うと流石に諦めたのか、無言のままですが、何と!素直に車に乗ってくれました。良かった。ほっと一息です。この日の移動は、めったに使わない阪神高速神戸線でしたが、芦屋で事故渋滞に会い、結局2時間近くかかってしまいました。母はおとなしく外の満開の桜を眺めていましたね。

11時過ぎにグループホームC八木に着くと、どうなっているのかと心配していた由でケアマネのHさんが迎えてくれました。早速、Hさんが母を迎えてくれ、任せてくれという合図のようなしぐさだったので、母は任せ、私は車から荷物を部屋に運び込みました。部屋でテレビをセットしていると壁からつなぐ同軸ケーブルを忘れたことがわかりました。また新しいのをそろえて再度来ることになり、母の様子を見ていると、他の入所者の真ん中で、「借りてきた猫」状態でちょこんと座っていましたね。他人の前では恰好を気にする性格なので、気が張っているのでしょう。

その日は、16時頃に女房と一緒に、テレビの同軸ケーブルと、一人用のドリップコーヒー(もともと母は毎朝ひとりでもコーヒーをドリップして飲んでいましたので聞いてみると、一人用ならサーブしてくれる由でした)、ティッシュペーパー(施設で買ってくれるらしいのですが)等を持って行きました。また、テレビは大阪からA市へのチューニングが必要でしたので、部屋に入って調整している時に、横にいる女房を指して母に「これ誰?」というと誰か判らず、女房が「E子とN子の母やで」と言っても判らず、別の親戚の「Tちゃんか?」「Sちゃんか?」という始末です。まあ、ともあれ無事に入所が終わり、ほっとしましたね。