Royue

80キロ離れた独居の母の介護を中心に起こったこと、その後の施設入所後のことを書いています。

介護22:ゴミ屋敷の中で一日中、風呂に入るおばあさんの話?ーーーー

以前、読んだ本で、「ゴミ屋敷の中で、一日中風呂に入るおばあさんの話」を読んだことがありました。このブログを書き始めるだいぶ前に読んだ本なので、どの本だったか思い出せず、そのままになっていました。

ところが、昨日、本棚を眺めていて、「これだ!」と思い出したのです。南杏子さんの「いのちの停車場」という本の中の一つのエピソードだったのです。映画にもなったらしいのですがそれは見ていません。著者はドクターで、日本女子大を卒業後、学士編入して医学部を出たということが紹介されていて、認知症終末医療をテーマに小説を書かれているようです。

実は私も風呂好きで、日々の風呂読書、温泉や日帰り温泉での読書もするので、このおばあさんの気持ちもよくわかるのです。でも、ゴミ屋敷、廊下さえゴミがいっぱいで通れず、訪問医療のドクターさえ足カバーでマスクで入っていき、一日中風呂に入っているおばあさんと対面するところは、さすがにたまげましたね。フィクションなのでしょうか。私も風呂好きですから、認知症になれば、同じようなことになるのかもしれませんね。でも、清潔好きですから、何とかゴミ屋敷は避けたいところですが・・。

私の母の場合は、ゴミ屋敷ではないのですが、緑内障で右目しか見えず、しかも視野狭窄で、その右目も、下部120度角が見えないこともあり、毎朝、ブルーベリージャム(これは目に良いと言って続けていました!)を、パンにぬるのですが、なぜか椅子とテーブルとの距離が、日に日に遠ざかって行った(これも認知症なのか?)ので、毎回、確実に床に落とします。それがスリッパの底につき、あちこちに広がり、リビングだけでなく、ベッドの近くまで、紫色の斑点が残っていました。私が月に2回から4回行くといつも、「もう少し椅子を前にして食べないとダメ」と言うものの、すぐに忘れてしまうのでしょう。最後は怒るのも嫌になっていましたね。また、週1回の掃除をしてくれるヘルパーさんもわかっているのでしょうが、そこまでの掃除はできません。それで、私が久しぶりに行くと、いつも床掃除、それも洗剤とブラシで、紫の斑点を順次消していくことになります??。

今は、グループホームですが、どうしているんでしょうかね。相変わらず、母の椅子とテーブルとの距離は遠くなっているのでしょうか? 次回、ケアマネさんに聞かなくてはーーーー。そういえば、この前の面会の時に、スボンの膝のあたりがやけに汚れていたような気もするのです。