Royue

80キロ離れた独居の母の介護を中心に起こったこと、その後の施設入所後のことを書いています。

介護64:空き家管理の問題・・・アリが発生!

左はハエ・蚊用、右がアリ用のキンチョール

2023年9月25日から27日まで、ほぼ1か月ぶりで母が住まなくなった80キロ離れた大阪の空き家に行きました。ちょうど知人と大阪で会う約束があったのですが、最近のガソリン代の高騰(一時185円でしたが、今は170円台)で、車で行くか、電車で行くか迷いました。結局、母の冬用の衣類も必要だし、ほぼ新品の羽毛布団があったのでそれも持って帰りたかったので、車にしましたが。

家に着くとまず、空き巣にあっていないかや台風で破損がないかとかが気になりますが、今回も問題なさそうです。すべての窓を開け、いつも通りキッチンとリビングから掃除機をかけていきます。暫くしてほっと一息で、コーヒーでも煎れようとシンクの上の砂糖の所を見ると、1~2ミリ程度の「アリ」がうじょうじょ這っているのです。うーん困った。その一列をたどって行くと、わかりました。実は前回来た時には、母がコーヒーに粉砂糖を入れるとによくこぼしたので、私が角砂糖に変えたのですが、その角砂糖をつまむトングの穴がすっぽり開いていてそこからアリが侵入していました。その時はまあ、場所が窓(サッシ)から近かったので、処置は大したことはありませんでした。ところが、今回は、窓からは遠い、塩と砂糖が2段になった透明のプラスチックの容器と蓋のわずかな隙間から侵入していたようでした。

母が住んでいる時にも、床にこぼした菓子が原因(もちろん、母の掃除が行き届かなくなったことが原因なのです)で、一時、アリがきたこともあり、「アリ用のキンチョール」を買ってあったので、今回もすべての経路に、細いノズルでスプレーしていきました。無論、砂糖は全部捨て、そこらの皿や食器類は一旦どかした上で、あとで全部洗わなければならなかったのですが・・。それと、母は窓の辺りにサボテンなどの観葉植物を置いていたので、指をケガしながらすべて外に出しましたね。

今回、アリに関してわかったことがあります。何と言うか、アリの中でも「探索」アリがいるのでしょうね。砂糖に関係のないシンクの周辺にも結構いるのですね。多分、別の獲物を探し回っているのでしょうね。これは、見つけると指で潰すかキンチョールを塗布(これは一発で効きますね!)なのですが、その都度、廻りを洗わなければなりません。もうお手上げ状態でした。その上、天井からも落ちてくるのか、その後に車で買い物に行く時に、なんだか私の眼鏡のレンズに動く「アリ」がいたり!?と散々な一日になりましたね。

これからも来るたびに、何か起こるのでしょうね。今回は、もう花のない家の周りのプランター(母がたくさん買っていました)も雑草だらけで、これは蚊がでてくるので「ハエ・蚊用のキンチョール」を撒きながら、大きな刈込ばさみで処置し、たまたま会ったお隣のHさんにも、伸び放題の雑草についてお詫びしておきました。

まあ、こんなことをしていると、世間でよく「セカンドハウス」とか「別荘」とか言っていますが、そんなものを買おうとする人の気が知れませんね。

それと、この10月で母がグループホームに入所してちょうど6カ月です。月々の固定費を調べてみると、電気代は、常時使用しているのは冷蔵庫のみ(これも止める方向で検討中)ですが月1900円、ガス代は基本料の1700円、水道代も基本料の1800円でほぼ、同額で推移しているようで、月に5400円となっています。これもバカにならない金額ですね。

また、もともと母の家には、テレビが2台あったのですが、32インチの1台は、施設(グループホーム)へ持っていき、42インチのもう1台(ビデオ内蔵のもの)も、放置するのもどうかと思い、私の家に持って行ったので、今回は、テレビがない生活になりました。テレビでニュースが見れないのは、ちょっと困りましたね。代わりにユーチューブでライブニュースを見たのですが、契約の3ギガを超えそうになり、止めましたね。

もう、母も戻って来ることはないでしょうから、やはり処分を急いだほうが良さそうですね。思い腰を上げなければ・・・・。