Royue

80キロ離れた独居の母の介護を中心に起こったこと、その後の施設入所後のことを書いています。

介護69:眼科通院時に家の処分のことを言うと・・「早う??行きたいわ」

車に積み込んだ冬物衣料等と母

2023年10月10日は、月1回の眼科への通院の日でした。この日に合わせて、要介護認定書、新しい介護保険証、空き家からとってきた冬物の衣料、ドリップコーヒー、養命酒グループホームに持って行きました。

9時きっかりに眼科にネット予約をすると、私のネットの画面タッチが慣れたせいなのか、前回同様に早い番号がでたので、急いでグループホームに着くと、母がすでに待っていました。スタッフのYさんが、例の要介護等級が4から2になったことをえらく喜んでおられました。スタッフの皆さんは、やはり良くなることは、励みなのですね。私の複雑な気持ちは、ここでは横におきました。いつかこのことが、施設自体に経営上のメリットがあるのかを調べてみたいのですがね・・。

母の様子をみるとやはり覇気がないようですし、足の筋力も弱ってきて、椅子に座るのも、立つのもひと苦労です。また、靴を履き替えるときにわかったのですが、足の腫れがあるようです。特に左足。あの高価な2セット9000円のソックス(介護41で書いたもの)も最近は効かないのかなあ。

左足の腫れが気になる!

その時にYさんから、「最近、痰に血が混じっていたのですが、いままでにありました?」と質問があったので、「ありませんが、もともと喘息で、何十年も大阪市大に通院していて、治らないと言われていました。喉に吹き付ける薬だけですが、母は咳がでるといつも小さなペットボトルで水を飲んでいましたね。」と言うと、「次回、提携病院の先生に言いますが、取り合えず様子をみます」とのことでした。何もなければ良いのですがね。

その後、母を車で2~3分の眼科に連れて行きましたが、もう車の乗り降りも介助なしでは無理ですね。眼科での診断結果は、眼圧は、14で前月と同じで、今のところ均衡を保っているようです。眼科の受診待ちの時に、私は母に、空き家の状態、台風で心配とか、アリがでたとかの話をしました。母は、まあ最初はあまり関心がなさそうでしたが、私が、「もう行くのも大変やし、電気ガス水道代もあるし、もうそろそろ処分せんとあかんと思ってるねん」と言ったとたん、きっぱりと「早う、あの世に行きたいわ」としっかりした声で言いました。まだまだ認知症とは思えぬ言い方でびっくりしました。

母は、やはりあの家に執着しているのですね。みんなそうでしょうが。こんなにきっぱり言われると、私も少し、心が揺れますね。