Royue

80キロ離れた独居の母の介護を中心に起こったこと、その後の施設入所後のことを書いています。

介護96:空き家のウォシュレットの故障修理!・・困った!?

取説はあった。母の何でも捨てない性格故に・・

2024年1月30日に、大阪で友人に会う約束があったので前日29日に、今月2回目ですが、大阪の空き家に行きました。

例により車で2号線を通り3時間半かかり、午後の2時に着いたのですが、この日は結構寒くて、まずガスファンヒーターを付けると、またまた不調でカチカチという音だけで、着火しないのです。ガスファンヒーターにある温度計で室温が7度(写真下)を指していました。断熱材のない一戸建は、当たり前ですが、人が住まない状態では、ほぼこの日の外の温度くらいですね。寒すぎるのか?と思いながら、また「カチット」方式のガス栓を一旦全部抜き、電源コンセントの抜き差しをして、スイッチオンすると、今度は何とか無事に着火してくれました。やれやれ。そもそも、コンセントを抜いておけばうまくいくのか、次回試そうと思います。

7°って?

今回来た目的のひとつは、前回わかったウォシュレットのシャワー水が出ないという故障を何とか自力で直せないかということがあります。また、実は、前回帰る時に、このウォシュレットの漏水が心配だったので、家の水道の元栓を閉めて帰ったのですが、この元栓を閉めるやり方が大丈夫なのかも心配ではあったのです。今までは元栓を閉めて帰ることなどなかったのです。

とにかくまず、水道の元栓を開き、風呂や家の中の水道を出してみると、普通に出ますし、トイレの水を排水すると、これもどこも問題なく出て、漏水箇所も見当たらず、ちょっと安心しました。まあ、今回の2泊3日の最低限のインフラ確保というところですね。

次に、ウォシュレットのシャワー水の故障対策ですが、前回から、取説を探して(母は何でも捨てないので、これもすぐに見つかりましたが・・)さらにネットであれこれ検索してきました。故障の一番多い原因は、便座センサーらしいのですが、これについては、実際に着座すると反応してランプが付くので違うようです。次に水道管から分岐の「吸水カプラー」(写真下)が怪しくて、これをチェックしましたが、これもどうも違うようなのです。さらに、「吸水フィルター」も怪しくて、これもやりました。これらをチェックをするのには、通常はトイレの奥にある止水栓を開閉するのですが、実はこれが錆付いているのか水圧でなのか、固くで回らず、毎回、寒い中、外の門柱の近くにある水道の本管の元栓の開閉をしなければならず大変でしたね。また、便器の後ろの狭い空間に、分岐した「吸水カプラー」があるのですが、手元が見えない上に、寒くて困りました。そんなことを繰り返し、ほぼ半日いろいろ試してみたのですが、結局原因は分からずでした。

流石に残る原因は、電気系統、制御盤の故障を疑わざるを得ないですね。もう素人は無理ですし、これの修理だと、新品(ピンからキリのキリレベルの)と同じ値段になるとどこかに書いていましたので、この時点でやっと諦めることにしました。

思い返すと、このウォシュレットは、もう10年を超えたと思いますが、確か、母は私に連絡せずに交換して、余計な機能(脱臭とか、ムーブとか・・)がついていて、業者の「言い値」で10万円を超えていて、私が嫌みを言った記憶がありますね。おまけに、やっつけ仕事をしたのか、壁に大きな穴を開けて水道の配管ががたがたで、かつ、風がすうすう入る状態でそのまま帰って行ったのでした。所謂、「後仕舞い」を全くしていないことが、後でわかりました。ほぼ、悪徳業者です。まあ、この頃、母はまだ認知症ではなかったですが、何でも断れない性格なのです。

トイレの裏の水道管。金色のところの上が吸水カプラー。
壁から風が吹き込むので、私が黒のテープを貼ったのです。

結局、このウォシュレットの修理は完全に諦めました。私が2か月に1回程度しか来ないので、「我慢するか」という結論ですね。幸いにして、便座ウオーマーは正常に働きますので、座ってみてあまりの冷たさに飛び上がる心配!はなさそうですが。まあ、海外にいると思えばいいのです。余談ですが、私の海外の直近は、コロナ前のベトナムが最後だったと思いますが、ウォシュレットがあったか思い出せないのです。今のヨーロッパはどうなんだろうなあ?とか考えました。もう普及しているのでしょうね。現役時代のひと昔前(2000年代)は、海外のお客様が日本の私の勤める会社の事務所や工場に来て、トイレから出てきて、よく感謝されたことを思い出しましたね。